令和六年(2024) 鎌倉マインドフルリトリート 山下良道(スダンマチャーラ比丘)
・善悪の知識の木の実を食べるとは「何が善で何が悪かは、この私が決める、裁く」という現実の始まり。神から離れて自己を中心にしたときに、その自己から見えているのは、「私にとっての善い、悪い」裁きの座、自力のみ。
・聖書における罪とは「的外れ」ということ。
【旧約聖書ヘブライ語】ハター:元来の意味「的を外す」
アウォン:元来の意味「曲げる」 ペサ:元来の意味「逸脱する」
【新約聖書ギリシャ語】ハマルティア
・罪(的外れ)は、肉:裁きの座(自己中心性)から出て、開けのない場でens(存在者)に向かう。
人間の三元論(霊・心・身体)的構造と罪(的外れ)からの解放の資料
水原通訳問題が発覚直後に発表された、ギャンブル依存症問題を考える会代表の記事
人間が心と身体の存在でしかなかったら、マウンティングをせざる得ない不安
以前、精神的な問題を薬で絶対解決してはいけないとおっしゃられていた記憶があるのですが、本当ですか?それとも私の記憶違いかな?最近苦しくて薬がないと、眠れません。
精神的な問題の程度によります。専門家に治療を受けてる段階なら、その専門家(精神科医)の指示にしたがってください。その段階で、瞑想はあまりおすすめ出来ません。もし、その程度でなければ、なるべく薬は使わないで、自分の問題に向き合ったほうがいいということです。薬をあまり使わない精神科医もいます。まずは、主治医の人とよく相談してくださいね。
ありがとうございます。
とても深い学びをさせて頂けました。